ラベル 硝子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 硝子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013/03/05

ガラス…準備編

販売のお仕事がつづいて…ばたばたパパでして…


パパじゃないけど…




ブログもさぼりがち…先週のデパート催事もお知らせしてなかったし…


いかんいかん…


反省中…
先生また書いてない!!って…生徒さんに怒られちゃう……









さて…ガラスについてブログで紹介していたのですが…

ガラスの説明で止まっていた…ので…続き…を…




今日は作品の制作前の…準備について…書きたいと思います…



前回の忘れてしまった方は…『ガラス…硝子編』をご覧ください…





作品は管ガラスをあたため…あーでもない、こーでもない…するんですが…




作る作品にもよりますが…太いので…φ32mm厚み2.8mm

そのガラス管を長いときは1時間炎の中でまわし続けます…
(ガラスは回転体での制作になるので)

これは太いとたいへんなので…(腱鞘炎のもとにも…)



細くした持ち手部を…作ります…




まず…1m50cmあるガラス管から



“ジョイント”or“ポイント”をつくります…




専門的に習ったことがないので…通称でしかしらないのですが…
(学生時代…特別講義に遅刻…という…ね…あは…あはは)


僕はそう言い分けてますが…




管ガラスをあたためて溶かし温かいうちに細く長く引っぱりだしたのを…ポイント





持ち手の部分は管状に細くのばしているので…吹いて息を入れ膨らませられます…

主に…一輪挿しなどの器を作る時は“ポイント”をつかいます…




次に細い管ガラスと太い管ガラスをつなぎ合わせたのを…“ジョイント”



太い管ガラスを楽に回せるように…細い管ガラスをつなぎあわせます…


お香立てやアクセサリー系を作るときに“ジョイント”をつかいます…



作るものによって様々につかいわけるので…これを半日〜1日かけて下準備します




棒ガラス(無垢)で作る時もありますので…それも…太いガラスと細いガラスを…




1回の準備で1週間つくってられるくらいの準備をします…



このときに手を抜いたりすると…作業がすすまないので…まじめにやりますw





さぁ〜これで…いよいよ制作できます!



次回は…アクセサリー?器?どっちからいきましょ…お楽しみに…












続・キノコ狩り大作戦…




http://m2coltd.blogspot.jp/2013/02/blog-post_23.html

まだまだ…受付中です…


2013/01/28

ガラス…硝子編

昨日の夕方にテレビ朝日で…硝子の事してまして…



改めて…へぇ〜と想う事や…そうそう!ってわかるところや…



面白かったですね…




硝子って…透明で硬い…けど…金属とちがった質感…ほんと大好きです…




さて…



前回…僕の使用硝子とバーナーについて…ちょこっと述べましたが…



今回は硝子の事をもう少々くわしく書きたいとおもいます…





僕の使用している硝子は…


棚珪酸硝子…(ホウケイ酸ガラス)というもので…


耐熱ガラスです……


二酸化珪素と…棚酸と…珪砂(ガラスの元の砂)からできています…


英語で言うとBorosilicate(ボロシリケイト)




管状のガラスと棒ガラス(無垢)があり…


様々な太さ…直径…厚み…があります…



長さは…約1、5m



作りたいもので使用するガラスがかわりますが…



基本は管ガラスを使用します…


学校にあった試験管を想像してもらえればいいかとおもいます…






作品の大半は管がらすに色ガラスで模様等ほどこします



色ガラスは…世界に数社メーカーがあり…500〜600色くらいあるでしょうか…





色が揃ってくると…製作意欲があがりますw




カラーチャートは一部手作り…欲しい人いたら……w






ガラスはこんな感じです…




熱して…溶かして…膨らませたり…切ったり…様々な事をして…



1つの作品ができあがります…






次回からは…製作行程等も書いて行きたいとおもいます…




おたのしみに…








2013/01/19

ガラス…序章

最近…FacebookやらTwitterやらBlogなどの所謂SNSで

知り合う方が増えてきました…


同業者の方には説明なしで…いいんですが…



僕のお仕事は…硝子屋さんです…


ガラスでなんか創って販売したり…教えたり…なんです…



ガラスっていってもですね…色んな種類があるんですよ…

窓ガラスや…工芸用ガラス…吹きガラス用…フュージング用などなど…




その中で僕が使用してるガラスは…棚珪酸ガラス…

ホウケイ酸ガラスと読みます…


俗にいう…耐熱ガラスといわれるもの…

Pyrexなんかが有名ですよね…

Pyrexはアメリカのコーニング社のブランドです…

ほかにも…SimaxやKIMBLEやSCHOTTなど…


棒状の硝子…試験管みたいな…管状のがらす…



それらを…あーでもないこーでもない…して


アクセサリーや器物などを作ります…


この硝子を…酸素バーナーと言われるバーナーを使い…

硝子とかしています…


僕の使用バーナーは…

アメリカの老舗メーカー『Carlisle』



小さい炎から大きい炎まで…つかいわけて…色んなものをつくります…


おおよそ2000℃の火…この中に手がはいったもんなら…


火傷だけですまない………


まだしたことないですが…炭化しちゃうくらい…らしいです…


こわいこわい…




使用硝子と使用バーナーの紹介でした…







こんな感じで…少しずつ紹介していきたいとおもいます…